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zoom RSS 閉ざされた楽園

<<   作成日時 : 2008/05/02 13:33   >>

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何十年も高い塀と金網で囲われた汽水域の一角があり、巨大なチヌが釣れるという噂を聞いたのは15年程前の事でした。
もちろん釣り禁止の場所ですが、夜な夜な塀を乗越え、そこへ通う数人のグループがいたようです。

私が夕涼みがてらメイタ釣りに行く付近だったので、彼らがその場所へ侵入する所を見た事があります。
塀すれすれにワゴン車を止め、車のルーフ伝いに塀を乗越え、釣具を手渡しする二人組み、まるで泥棒のようでした。

私が知っている位ですから、何十人もの人がこの場所の存在を知っていたでしょう。

その中にモラルが欠けた釣り人はいたでしょう。推測ですが、その場所に行く人数は増え、ついに見回りの警備員に見つかったのか、管理者の耳に入ったか、ネットフェンスの上に鉄条網が張られ、侵入口付近には釣り禁止の看板が立てられました。

その後、行く人はいなくなりました。(と思う)

今朝、近くを通ったので、なんの気なしに金網越しに覗くと浅場に生えた海草の上に鯔の群れが泳ぎ、産卵行動なのか少し止まっては体を揺すっています。
チヌは居ないか目を凝らして見ましたが、居ないようです。

5メートル歩いて、もう一度覗くと表層近くで泳ぐ数匹の魚が見えます。
鯔ではありません。チヌに見えますが、あんなに水面近くを泳ぐとは思えないので、しばらく観察していると体をくねらせた時、チヌ特有の体側の縞模様が見えました。間違いありません。チヌです。

水面近くに上がったり底に潜ったり、数匹のチヌがそれぞれ思い思いの行動をしています。
一度に視界へ入るのは5,6匹ですが、10匹以上のチヌが入れ替わり立ち代り、視界に入っては消えて行きます。
ほとんどが体長40cm以上で50cm以上もいるようです。

天敵が居なくなった彼女たちは伸び伸びと育っています。
ここなら日本記録のチヌが居るかもしれません。
警戒心をなくした彼女たちは、針付の餌など簡単に食べてしまうでしょう。

いつまでも(お魚にとって)楽園であって欲しい物です。

※5/3 訂正、加筆。

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